スクリーンセーバーはパソコンの画面を暗くしたりディスプレイにアニメーションを表示することで、画面の焼き付きを防ぐことができる機能です。
パソコンを職場や外出先で使用する場合はセキュリティの観点からスクリーンセーバーは設定する方が良いでしょう。
ここでは「スクリーンセーバーが起動しない場合の対処法」、「スクリーンセーバーから復帰できない場合の対処法」や「スクリーンセーバーでフリーズする場合の対処法」などを解説していきます。
スクリーンセーバーが起動しない場合
Windows10でスクリーンセーバーが起動しない場合は以下の原因が考えられます。
・スクリーンセーバーの起動時間設定が誤っている
・周辺機器による影響で起動を妨げている
・常駐ソフトが起動を妨げている
スクリーンセーバーの起動時間の設定を確認する
スクリーンセーバーを起動するまで待機する時間が誤っていなか確認しましょう。
ディスプレイの電源が切れる時間とスクリーンセーバーの待機時間が同じになっていたり待機時間の方が長いと起動されません。
ディスプレイの電源が切れる時間の確認とスクリーンセーバーの待機時間の変更は以下の手順に行うことができます。
ディスプレイの電源が切れる時間の確認
ディスプレイの電源が切れる時間の確認は以下の通りに行います。
1.画面左下の「スタート」をクリックし「スタートメニュー」を開く
2.「スタートメニュー」が表示されたら「設定」をクリックする。
※「Windowsキー」+「I」でも同様です。
3.「システム」をクリックします。
4.「電源とスリープ」をクリックします。
5.「画面」の項目内でディスプレイの電源が切れる時間を確認できます。
スクリーンセーバーの待機時間を変更する方法
スクリーンセーバーの待機時間を変更する方法は以下の手順で行います。
1.画面左下の「スタート」をクリックし「スタートメニュー」を開く
2.「スタートメニュー」が表示されたら「設定」をクリックする。
※「Windowsキー」+「I」でも同様です。
3.「個人用設定」をクリックします。
4.「ロック画面」をクリックし「スクリーンセーバー設定」をクリックします。
5.「スクリーンセーバーの設定」の画面が表示されたら「待ち時間」を変更できます。ディスプレイの電源が切れる時間より前に設定しておきましょう。
接続している周辺機器を一度外す
周辺機器が原因でスクリーンセーバーの起動を妨げる現象が発生している可能性があります。
マウスやキーボードなどすべての周辺機器を取り外し、現象が改善するか確認してください。
常駐ソフトを無効にする
パソコンの起動中に動作している常駐ソフトがスクリーンセーバーの起動を妨げている可能性があります。
パソコンの作業中にソフトを起動させている場合は確認しておきましょう。
スクリーンセーバーから復帰できない解除できない場合
スクリーンセーバーから復帰できない場合は以下の手順で解決できるか試してみてください。
電源ボタンやキーボードやマウス操作を行い解除できるか確認する
電源ボタンを1回長押しせず、ボタンを押してすぐ離すとスクリーンセーバーを解除できます。
電源ボタンで解除できた場合、キーボードやマウスのトラブルシューティングに問題が無ければ一度パソコンをシャットダウンか再起動させてください。
もし電源ボタンで解除できない場合は、キーボードで何かキーを押すかマウス操作で解除できるか試してみてください。
接続しているキーボードやマウスなどのデバイスに不具合がないか確認する
接続しているキーボードやマウスによる不具合でスクリーンセーバーが解除されない場合はドライバの更新するか、再度接続し直してみてください。
それでも解決しない場合はデバイスを交換して再度試してみましょう。
スクリーンセーバーでフリーズする場合
スクリーンセーバーが起動されたままパソコンが静止(フリーズ)した場合は以下の手順で解決できるか試してみてください。
パソコンを強制終了する
パソコンが静止(フリーズ)してしまうと何を押しても動作しない可能性が高いです。
その場合は電源ボタンを長押して、まずは強制終了しましょう。
フリーズを繰り返す場合はスクリーンセーバーの変更や常駐ソフトを減らす
上記の手順の後も、スクリーンセーバーでフリーズを繰り返すようであればスクリーンセーバーの設定を変更や常駐ソフトを減らしみましょう。
スクリーンセーバーに画像などを指定したりすると重くなる可能性があります。設定を見直してみましょう。
他にも、セキュリティスキャンのような常駐ソフトが多く稼働している状態だとフリーズしやすいので、稼働させる常駐ソフトを減らすなど見直してみましょう。