Windows10より前のOSではパソコンのパフォーマンスを上げるためにクラシックモードにするという方法がありました。
また、古い画面レイアウトの方が使いやすいという方もこのクラシックモードに変えることで画面レイアウトを自由に選ぶことができました。
ここでは「クラシックモードとはなにか?」、「Windows10におけるクラシックモードにする方法」を解説していきます。
クラシックモードとは
Windows Vista以降ではWindows Aeroという仕組みでウィンドウが半透明化されるなどの視覚効果でグラフィックが強化されています。
ですがこういった視覚効果は、CPUやメモリーなどパソコンの性能が悪い場合は全体的なパソコンのパフォーマンスが低下してしまいます。
そのため、従来のWindows7ではクラシックモードに変更することでパソコンのメモリ使用量を下げてパフォーマンスを上げるという方法がありました。
クラシックは、文字通り「古い」「簡素」などを意味します。
クラシックモードが指すクラシックは、「Windows 2000」やそれ以前のOSを指します。
これらはスタートメニューやタスクバーなどがシンプルなスタイルであり、視覚効果などが用いられていなかったOSです。
テーマをクラシックモードにすることでシンプルなレイアウトに変更しパフォーマンスを上げることができます。
クラシックモードにする方法
今まで、「Windows XP」、「Windows Vista]、「Windows 7」には クラシックモードがありましたが、「Windows 10」では残念ながらありません。
クラシックモードをすることはできませんが、パフォーマンスを優先するように「パフォーマンス オプション」から変更することで
従来可能であったクラシックモードにすることでパフォーマンスを上げると同様なことができます。
「パフォーマンスを優先する」に変更する方法は以下の手順になります。
1.「コントロールパネル」を開きます。
2.「システムとセキュリティ」をクリックします。
3.「システム」をクリックします。
4.「システムの詳細設定」をクリックします。
5.「システムのプロパティ」が開いたら「設定」をクリックします。
6.「パフォーマンス オプション」が表示されたら、「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れ「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。